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サンリツ、3Q減収減益も倉庫部門好調

2021年1月29日 (金)

財務・人事サンリツが1月29日に発表した今3月期第3四半期連結決算は、倉庫部門で小型精密機器の取り扱いを増やしたものの、梱包、運輸の2事業部門が伸び悩んだ影響で、売上高が11.7%減の109億6700万円、営業利益が31.2%減の4億5900万円、四半期最終利益は0.8%減の3億2300万円となった。

梱包部門は工作機械の取り扱いが大幅に減少。ほかの製品も伸び悩み、部門利益が24.6%減少した。運輸事業部門もこの影響を受け、医療機器も不振で減収減益。倉庫部門は売上高が11.7%増、利益は11.4%増と好調に推移した。通期は従来予想を維持する。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/3Q21/3/中間21/3/1Q20/3/通期
売上高10,967 [-11.7%]7,062 [-13.8%]3,491 [-11.6%]16,420 [-6.9%]
営業利益459 [-31.2%]205 [-50.5%]57 [-63.5%]831 [-15.2%]
最終利益323 [-0.9%]170 [-32.8%]37 [-54.9%]478 [-18.4%]
売上高営業利益率4.2%2.9%1.6%5.1%