国分グループ本社､ヨシムラ･フードHDと提携へ

フード国分グループ本社（東京都中央区）は1日、ヨシムラ・フード・ホールディングス（千代田区）と資本業務提携契約を締結した、と発表した。ヨシムラ・フードHDの株式50%を取得する。

▲取り組み概要イメージ（出所：国分グループ本社）

ヨシムラ・フードHDは「商品、技術、販路、製造ノウハウに優れながら後継者不足、営業力不足といった課題を抱える食品企業」に経営戦略の立案や実行、経営管理サービスを提供し、営業、製造、仕入、物流、商品開発、品質管理、経営管理などの機能を横断的に管理する「中小企業支援プラットフォーム」を通じて支援する事業を手がけている。

資本業務提携により国分は食のバリューチェーンで共創圏の構築を目指し、ヨシムラ・フードHDと中長期的なパートナーシップを形成することで、エリアメーカーの支援を通して「地域密着全国卸の具現化」を図る。

この提携では地域産品の開発・製造・食品育成・販売、原料・資材・消耗品調達などで協業するほか、国内物流・倉庫業務やASEANで展開する事業でも連携する。また共同ワークによるガバナンス強化、製造効率化、商品販売力強化などを対象とした協業も検討する。