ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

明治とワタミが宅配網を相互活用、セット需要狙う

2021年2月1日 (月)

フード食事や乳製品の宅配サービスを手がけるワタミと明治は、配達網を相互利用する。「ワタミの宅食」は明治が販売する乳製品を、「明治の宅配」は一部の特約店でワタミの宅食が販売する弁当・総菜をそれぞれ配達する。

埼玉県、千葉県の一部地域で2月1日から配達を開始し、段階的に配達地域を広げていく計画。ワタミの宅食は毎日24万食、明治の宅配は250万軒の顧客宅に定期配達している。特にワタミの宅食は、新型コロナウイルスの流行前に比べて配達数が2万食増えるなど利用者が拡大している。

両社は「それぞれの顧客に健康に配慮した食事と栄養強化した乳製品をセットで届けることで、外出自粛や健康意識の高まりに対応できると考えた」という。