財務・人事東洋埠頭が2日に発表した2020年4-12月期(2021年3月期第3四半期)連結決算は、売上高257億6800万円(前年同期比2.5%減)、営業利益10億2200万円(18.9%減)と減収減益だった。
主力の国内総合物流事業は部門売上232億8700万円(3.1%減)、営業利益9億2500万円(20.4%減)。倉庫部門は輸入青果物の取り扱いが堅調に推移したものの、紙類、石油化学品、サイロ貨物の取り扱いが減少。入出庫数量が9.5%減、平均保管残高が3.3%減となった。港湾運送部門はばら積み貨物が4.3%減少し、コンテナ貨物は川崎港で伸ばしたものの、志布志港の取り扱いが低調に推移した。
一方、国際物流事業はロシアの倉庫事業拡大で部門売上が3.6%増の26億8500万円となったが、輸送費用の増加によって部門利益は2.2%減の8900万円となった。
通期の業績予想、売上高340億円(2.1%減)、営業利益14億円(4%減)に変更はない。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/3Q | 21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | |
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売上高 | 25,768 [-2.5%] | 17,434 [-1.8%] | 9,060 [-0.3%] | 34,731 [1.8%] |
営業利益 | 1,022 [-18.9%] | 789 [-13%] | 553 [3.2%] | 1,457 [-15.5%] |
最終利益 | 724 [-1.9%] | 585 [27.7%] | 376 [106.6%] | 1,252 [0.1%] |
売上高営業利益率 | 4.0% | 4.5% | 6.1% | 4.2% |