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東洋埠頭、販管費の増加で営業益18.9%減

2021年2月2日 (火)

財務・人事東洋埠頭が2日に発表した2020年4-12月期(2021年3月期第3四半期)連結決算は、売上高257億6800万円(前年同期比2.5%減)、営業利益10億2200万円(18.9%減)と減収減益だった。

主力の国内総合物流事業は部門売上232億8700万円(3.1%減)、営業利益9億2500万円(20.4%減)。倉庫部門は輸入青果物の取り扱いが堅調に推移したものの、紙類、石油化学品、サイロ貨物の取り扱いが減少。入出庫数量が9.5%減、平均保管残高が3.3%減となった。港湾運送部門はばら積み貨物が4.3%減少し、コンテナ貨物は川崎港で伸ばしたものの、志布志港の取り扱いが低調に推移した。

一方、国際物流事業はロシアの倉庫事業拡大で部門売上が3.6%増の26億8500万円となったが、輸送費用の増加によって部門利益は2.2%減の8900万円となった。

通期の業績予想、売上高340億円(2.1%減)、営業利益14億円(4%減)に変更はない。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/3Q21/3/中間21/3/1Q20/3/通期
売上高25,768 [-2.5%]17,434 [-1.8%]9,060 [-0.3%]34,731 [1.8%]
営業利益1,022 [-18.9%]789 [-13%]553 [3.2%]1,457 [-15.5%]
最終利益724 [-1.9%]585 [27.7%]376 [106.6%]1,252 [0.1%]
売上高営業利益率4.0%4.5%6.1%4.2%