財務・人事日本コンセプトが10日に発表した2020年12月期連結決算は、新型コロナウイルスの流行に伴うネガティブな影響が第2四半期で底を打ったものの、前期実績を上回るまでには至らず、売上高が122億7700万円(前年同期比3.4%減)、営業利益は14億9600万円(25.1%減)、最終利益10億2900万円(26.8%減)となった。
事業拡大を展望して前の年度に実施した設備投資やタンクコンテナ保有基数の増大に伴う減価償却費が増加。タンクコンテナの地域別の需要と供給のアンバランスの調整費用やコンテナ船の需給ひっ迫に伴う海上運賃の上昇が減益要因となった。通期は「算定が困難」だとして未公表。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/12/通期 | 20/12/3Q | 20/12/中間 | 20/12/1Q | |
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売上高 | 12,277 [-3.4%] | 9,126 [-4.1%] | 6,069 [-4.3%] | 3,150 [1.4%] |
営業利益 | 1,496 [-25.1%] | 1,145 [-24.8%] | 711 [-29.8%] | 345 [-28.3%] |
最終利益 | 1,029 [-26.8%] | 798 [-24.6%] | 512 [-26.8%] | 258 [-23%] |
売上高営業利益率 | 12.2% | 12.5% | 11.7% | 11.0% |