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商船三井、新造LNG船でインドにシェールガス輸送

2021年2月12日 (金)

GAIL BHUWAN(ゲイル・ブーワン・出所:商船三井)

ロジスティクス商船三井は9日、完全子会社を通じて発注した新造LNG船の命名式をオンラインで開催した。同船はニューデリーに本社を置くインド最大のガス供給会社であるゲイル(GAIL)が北米産シェールガス輸入に使用するもので、今月に完成したのち、商船三井がゲイルと締結した初めての定期傭船契約に投入。ゲイル会長夫人により「ゲイル・ブーワン」(GAIL BHUWAN)と名付けられた。

商船三井によれば、ゲイルは年間1400万トンのLNG購買契約により、インドでは初めて北米シェールガスの輸入を開始。同国には現在、年間2300万トンのLNGが輸入されており、2030年には4100万トンへと増加するという。

■「ゲイル・ブーワン」概要
全長:297.9メートル
全幅:47.9メートル
満載喫水:11.5メートル
LNGタンク:メンブレン型
貨物タンク容量:18万平方メートル
建造造船所:大宇造船海洋
船舶管理会社:MOL LNG Transport (Asia) Ltd.