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商船三井、印GAIL社とLNG船定期用船契約

2019年6月20日 (木)

▲セレモニーの様子

ロジスティクス商船三井は20日、子会社を通じてインド最大のガス供給会社「GAIL」(ゲール)とLNG船1隻の定期用船契約を結んだと発表した。

GAILは同国内でガス供給とガス化学工業を両輪とした石油天然ガス省所管の国営企業で、年間14億トンのLNGを購入している。近年では同国で初めて北米シェールガスの輸入を開始しており、商船三井のLNG船もこの輸送に従事する。

インドでは年間2200万トンのLNGが輸入されており、2030年には4000万トンへ増加するとみられている。同国向けLNG供給は10年頃までカタールからの輸入が90%を占めていたが、現在は米国、アフリカ、豪州、ロシア、オマーンなど複数の国・地域に拡大している。