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トナミ運輸と第一貨物が提携強化、拠点共用進める

2021年2月22日 (月)

ロジスティクストナミホールディングスは22日、第一貨物の持株会社「ディー・ティー・ホールディングス」(DTHD)と資本業務提携することに合意した、と発表した。株式の持ち合いをベースとして、トナミ運輸と第一貨物の拠点、戦力、情報システムの共用化を進め、コストシェアリングと生産性の向上につなげる。

トナミ運輸と第一貨物の2社は従来から業務提携関係にあるが、持株会社同士が株式を相互に保有することで提携関係を強化し、長期的なパートナーシップへと関係をスケールアップさせる。

これにより、トナミHDはDTHDの株式持分比率を現在の0.7%から2.6%へ引き上げる。株式取得日は2月22日。DTHDはトナミHDの株式0.2%を保有しているが、3月中にもトナミHDの株式を追加取得する。

物流業界では新型コロナウイルスの拡大に伴う事業環境の変化が著しく、両社は提携関係を強化することで「山積する諸課題に、スピード感をもって対処する」考え。