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NTC、コードなし商品向けにAI画像認識サービス

2021年2月25日 (木)

サービス・商品NTC(東京都豊島区)は25日、物流倉庫向けのサービスとして、スマートフォンなどのカメラで撮影した商品をAI画像認識で判別するサービスの提供を開始した。機械の部品や輸入品など、倉庫への入荷時点でバーコード類が付与されていない商品の確認作業などを効率化する。同社の調査によると年商100億円以下の物流倉庫の7割が、コード類が付与されていない商品を取り扱っているという。

同社が提供するAI画像判別サービスは、スマートフォンなどで撮影した商品画像をAIに学習させ、商品のマスターデータと対応させることで判別を可能にするもの。これまでは人力で実施していた入出荷時や棚卸時の確認作業をシステム化することで、人的ミスの削減も期待できるとしている。

なお、今後はバーコード読取機能などとの組み合わせにより、ハンディターミナルとして利用可能な提供方法も検討するという。