拠点・施設米投資会社ブラックストーンは25日、同社が運営する不動産ファンドを通じ、東京都心部に立地する大規模物流施設「Tokyo C-NX」を取得する最終契約を締結したと発表した。取引価格は1000億円を超え、日本の物流分野では2025年最大級の投資案件となる。
Tokyo C-NXは東京湾岸エリアに位置し、都心から車で15分圏内に立地する。延床面積は15万平方メートル、5階建ての物流施設で、首都圏物流の中核拠点の一つとされる。EC(電子商取引)市場の拡大やデジタル経済の進展を背景に、高規格物流施設への需要は国内外で底堅く推移しており、今回の取得もこうした市場環境を踏まえた動きといえる。
ブラックストーンは日本を重点市場の一つに位置づけ、不動産分野では物流施設をはじめ、住宅、ホテル、データセンター、オフィスなどへの投資を拡大してきた。物流分野では、北米や欧州、アジア太平洋地域で15年にわたり投資実績を積み重ねている。ことし初めには東京ガーデンテラス紀尾井町(東京都千代田区)を4000億円で取得しており、外資系投資会社による国内不動産投資としては、当時最大規模となった。
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