キョクレイ、横浜で「本牧物流センター」稼動

フードニチレイロジグループ本社の子会社であるキョクレイ（横浜市中区）は1日、横浜港の本牧ふ頭で「本牧物流センター」の稼動を開始した。設備能力は3万773トンで、高効率自然冷媒冷凍機やLED照明の採用に加えて、入退室者の体表面温度測定も可能な顔認証システムによるセキュリティー機能を備えるなど、さまざまな先端技術を導入した。

輸配送に関しては、周辺の既存拠点との輸配送網を構築するとともに、グループ会社のNKトランス（東京都中央区）の事業所を設置して機能を強化。トラック予約システムの導入による車両待機時間の短縮にも努めるという。

■「本牧物流センター」概要
所在地：神奈川県横浜市中区本牧ふ頭8番110
設備能力：3万773トン（F級冷蔵庫8812トン、FC級兼用7756トン、C級1万4205トン）
構造：地上4階建て免震構造（冷蔵倉庫部分）
接車バース：24基
設備機能：高効率自然冷媒（NH3/CO2）冷凍機、LED照明、顔認証セキュリティシステム（体表面温度測定含む）、自動運転フォークリフト、パレット自動庫、移動ラック、検品室、パレットチェンジャー、トラック予約システム