ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

12月航空貨物、国際線11%増も国内は依然低迷

2021年3月2日 (火)

調査・データ国土交通省がこのほどまとめた昨年12月分の航空輸送統計によると、貨物は国際航空が前年同月比で二桁の増加を記録したのに対し、国内は重量ベースで3割強の減少となった。

国際航空貨物の輸送量は14万2718トンで11.2%の増加となった。重量と輸送距離を掛け合わせたトンキロベースは8億304万8000トンキロで14.2%増加した。重量利用率は55.8%。旅客輸送が依然として9割以上の減少幅で推移しているため、超過手荷物や郵便物を含めた数値は、3ポイント程度下がる。

国内貨物輸送量は5万2656トン(34.1%減)、5722万4000トンキロ(33%減)、重量利用率は34.1%だった。