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上組、江東区の既存施設横に全館定温空調の新倉庫

2021年3月4日 (木)

▲(左)既存施設の「上組東京多目的物流センター」(右)新倉庫(出所:上組)

拠点・施設上組は4日、既存施設の「上組東京多目的物流センター」(東京都江東区)に全館定温空調が可能な新倉庫を併設すると発表した。

東京港中央防波堤内側埋立地区で輸入青果物や穀物、食品などの定温貨物の取り扱いが増えており、今後も需要拡大が見込まれることから、安定的なサービス提供に向けて新倉庫の建設を決定。2022年4月の完成を目指す。

新倉庫の延床面積は2万4828平方メートル。0度から20度まで対応する定温空調設備に加え、迅速なオペレーションを可能とする貨物搬送機器を効率的に配置する。

また、全館でLED照明を採用し、屋上に太陽光パネルを敷設することで環境にも配慮。倉庫で使用する電力の一部を賄う。竣工後は既存倉庫と合わせて一体的に運営していくという。

■新倉庫の概要
名称:上組東京多目的物流センター新倉庫(仮称)
所在地:東京都江東区海の森一丁目3-4
敷地面積:6万9463平方メートル
延床面積:2万4828平方メートル
構造:鉄筋コンクリート造・5階建て
主要装備:全館定温空調設備(0度~20度)、全館LED照明、屋上太陽光自家発電パネル、垂直搬送機6基、貨物用エレベーター1基
竣工:2022年4月