ロジスティクス上組は16日、横浜港南本牧埠頭の既存物流拠点「南本牧物流センター」の隣接地に、定温機能を備える新倉庫「南本牧埠頭倉庫」(仮称)を建設する、と発表した。
同社は横浜エリアで大豆、小豆、緑豆、雑豆などの穀物類を取り扱ってきたが、これらの貨物の取扱量が増大し、今後も需要の拡大が見込めるとして、新倉庫を建設することにした。
全館に定温機能を備えて品質管理を厳格に実施するほか、バルク大豆の自動計量袋詰め設備を導入して作業スピードを高めるとともに、作業の省力化も図る。
新倉庫は延床面積5万495平方メートル、鉄骨造、4階建てで、垂直自動搬送機5基、貨物用エレベーター1基、大豆搬出入プラント1基を備える。すでに8月に着工済みで、2021年8月の完成を目指す。

▲完成予想図