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上組、東京港の新定温物流センターが完成

2022年7月7日 (木)

拠点・施設上組は7日、東京港中央防波堤の内側埋立地(東京都江東区)で建設を進めていた新拠点「東京多目的物流センター2号棟」が完成したと発表した。

▲東京多目的物流センター2号棟(出所:上組)

新拠点は、首都圏で輸入青果物、穀物、食品などの定温貨物の取り扱いが増大し、今後も需要が拡大する見込みとなっていることから、サービスの安定化をめざして建設。建物には梁(はり)を設けずに床を架けることができる鉄筋コンクリート造のフラットスラブ工法を採用し、定温空調設備を機能的に配備して庫内の冷気を安定的に循環させ、定温貨物の保管状態を最適化する。素早く効率的なオペレーションの提供を意識し、貨物搬送機器も設置した。

また、隣接する既存拠点「上組東京多目的物流センター」と一体運営することで、青果物を中心とした定温貨物の取り扱いを強化、作業効率を高める。屋上には自家消費型太陽光パネルを敷設した。

■上組東京多目的物流センター2号棟の概要
名称:上組東京多目的物流センター2号棟
所在地:東京都江東区海の森1-3-4
完成:2022年6月30日
延床面積:2万4828平方メートル
敷地面積:6万9463平方メートル
構造:鉄筋コンクリート造5階建て
主要設備:垂直搬送機6基
貨物用エレベーター1基
太陽光発電量:317キロワット時