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日本郵船、北越コーポ向け木材チップ専用船就航

2021年3月4日 (木)

ロジスティクス日本郵船は3日、北越コーポレーション向けの木材チップ専用船「Southern Ace」(サザンエース)が2日に就航したと発表した。合法性と持続可能性が証明された南半球の植林地で生産される木材チップの輸送に従事し、主に新宮港(和歌山県)や新潟港に寄港する。

船名の「サザンエース」は、生産地の南半球と、これまで北越コーポレーションの木材チップ輸送を担ってきた「HOKUETSU ACE(ホクエツエース)II」の船名の一部を継承した。

船型を改良し、大直径プロペラを採用したことで、輸送キャパシティーを維持しながら推進性能を向上させ、船尾部の水流を整えエネルギーロスを軽減するラダーフィンを装備。従来の木材チップ運搬船に比べ15%の燃費低減を実現したという。

■「サザンエース」の概要
全長:209.96メートル
全幅:37メートル
載貨重量トン:6万222メトリックトン
積載容量:430万立方フィート
建造造船所:大島造船所
船籍港:新宮