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物流連、パレタイズ化の課題探る小委立ち上げ

2021年3月10日 (水)

行政・団体日本物流団体連合会(物流連)は10日、生産性向上に向けた物流の標準化を推進するために、国土交通省と連携した調査小委員会を立ち上げると発表した。5日に経営効率化委員会の本年度2回目会合を開いて決めた。

パレタイズ化など物流の標準化によって生産性を高める取り組みの現状を調べ、課題を浮き彫りにする狙い。

国交省が設置する物流生産性の向上に向けた標準化について話し合う懇話会と連携し、パレットの普及率が伸び悩んでいる背景を探り、調査結果を共有することにより、将来的な解決策の提示につなげる。

委員会ではこのほか、ダイバーシティ推進や外国人材活用ワーキングチームの活動報告、新型コロナウイルス感染症への対応動向調査の概要などを共有。新総合物流施策大綱に関する検討会への参画についても報告した。また、「先進技術の活用や物流デジタル化などに関してワークフローにおけるペーパーレス化を推進」するために検討の場を設ける事務局案を了承した。