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川崎汽船、LNG船「CENTURY HIGHWAY GREEN」受領

2021年3月12日 (金)

ロジスティクス川崎汽船は12日、多度津造船(香川県多度津町)が建造した、液化天然ガス(LNG)を燃料とする自動車専用船「CENTURY HIGHWAY GREEN」(センチュリーハイウェイグリーン)を受領した。従来の重油を使用する船に比べて二酸化炭素排出量を3割程度、硫黄酸化物をほぼ100%削減するとともに、廃棄再循環技術により窒素酸化物も9割削減する。川崎汽船が運航する自動車専用船では初めてのLNG燃料船で、同社は「次世代型環境対応船」とアピールしている。

なお、同船は12日に、遠隔検査への適応を証明する日本海事協会の船級符号の付記(ノーテーション)を取得した。新造船としては世界で初めてという。

◼「CENTURY HIGHWAY GREEN」の概要
全長:199.98メートル
型幅:37.2メートル
最大積載自動車台数:7080台
総トン数:7万3515トン
LNG燃料タンク容量:2439立方メートル
船籍:日本