ロジスティクス川崎汽船と川崎近海汽船は6日、川崎近海汽船が運航するフェリーのLNG燃料化を目指し、具体的な本船仕様、主機、LNG燃料の取り扱いに関する技術的検証を共同で進めることで合意した、と発表した。
川崎近海汽船では、硫黄酸化物(SOx)を排出せず、二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)排出量も少ないLNG燃料フェリーの導入を検討してきたが、川崎汽船との協業で検討を本格化させる。
国内でLNG燃料フェリーの導入事例はない。川崎汽船グループではこのほか、自動車専用船やタグボートなどのLNG燃料化、LNG供給に関する検討を行っている。