川崎汽船、新LNG船にバンカリング船で燃料供給

ロジスティクス川崎汽船は12日に受領したLNG（液化天然ガス）燃料船「CENTURY HIGHWAY GREEN」（センチュリーハイウェイグリーン）について、15日にバンカリング船（燃料供給船）の「かぐや」が「Ship to Ship」（船から船へ）方式の燃料供給を実施したと発表した。かぐやは同社など4社が出資するセントラルLNGマリンフューエル（三重県川越町）が運航する、日本初のLNG燃料供給船。

同船は重油を使用する従来船に比べて、二酸化炭素排出量を3割程度、硫黄酸化物をほぼ100％削減するとともに、廃棄再循環技術により窒素酸化物も9割削減する。川崎汽船が運航する自動車専用船では初のLNG燃料船で、同社は「次世代型環境対応船」とアピールしている。

川崎汽船、LNG船「CENTURY HIGHWAY GREEN」受領

LNGバンカリング船｢かぐや｣がLNG燃料初供給