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アルフレッサ、静岡に最新鋭の医薬品物流拠点

2021年3月15日 (月)

▲静岡物流センター(出所:アルフレッサHD)

メディカルアルフレッサホールディングスは12日、中核事業子会社のアルフレッサが、5月6日に「静岡物流センター」を稼働させると発表した。

同センターは、既存施設の「静岡医薬品センター」(静岡市葵区)に代わる最新鋭の医療用医薬品物流拠点として静岡県藤枝市で建設していたもの。東名・新東名の両高速道路にアクセスしやすく、静岡県全域と愛知県の一部に向けた医薬品配送を担う。

すべての入出荷口にドックシェルターや二重シャッターを設置し、空調設備のバックアップ機能や、防虫・防鼠対策を行うなどして、厳格な温度管理と衛生管理が求められる「GDPガイドライン」に準拠。また、液体窒素を用いたマイナス 150度の貯蔵タンクやマイナス80度の超低温フリーザーを導入し、再生医療製品などに求められる超低温保管・輸送・輸送資材供給に対応する。

物流機能面では、RFIDタグを用いて個包装単位で追跡管理する設備や、パレット自動倉庫、デパレタイズロボット、クロスベルトソーターなどを導入して効率化と作業負荷軽減を推進。72時間稼働する大型非常用電源を設置することで、災害時でも事業継続可能な物流センターとする。

なお、新・静岡物流センターのセンター長には、現・静岡医薬品センターの長縄正和氏が4月15日付で就任し、現センターは新センターの稼働と同時に廃止する。

 

アルフレッサ、3物流拠点に超低温保管・輸送設備