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国交省、グラハン自動化へ17日に検討委

2021年3月15日 (月)

行政・団体国土交通省は17日、空港地上支援業務(グランドハンドリング)の自動化について検討する委員会で「自動運転トーイングトラクター」の導入に向けた進捗状況を報告するとともに、自動運転レベル4(高度運転自動化)の導入方針を検討する。

昨年12月に開催した前回会合では、全日空、豊田自動織機、日本航空の3社がトーイングトラクター実証実験の結果や進捗状況を報告。日航は「当面は施設間の定常業務を自動化することに注力し、レベル4無人運転の実現を目指す。将来的にそれが実現できた暁には、駐機場で作業員に荷物を引き渡すような業務にも適用を検討したい」と活用イメージを説明した。

国交省では、生産年齢人口の減少に伴う空港地上支援業務の労働力不足に対応するため、2018年6月から官民連携の枠組みで自動運転の実証実験を実施。8回目となる17日の会合はオンライン開催とし、自動運転トーイングトラクター、自動運転ランプバスの進捗、GSEシミュレーションの結果を報告。自動運転レベル4相当の導入に向けて協議する。

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