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羽田で自動運転トーイングトラクターの自動走行実証

2021年4月6日 (火)

調査・データ全日本空輸(ANA)は5日、羽田空港で初めての自動運転トーイングトラクターの自動走行実証実験を行ったと発表した。

実験は3月29日から4月2日までの5日間、豊田自動織機が新たに開発した「高度な自己位置推定性能と走行性能を兼ね備えた車両」を使用。10月には実運航便で試験運用を行い、2025年の無人搬送を目指す。

今回の実証実験では、「システムがすべての運転タスクを実施するが、システムの介入要求などに対して運転者による適切な対応が必要」と規定される自動運転レベル3を羽田空港の制限区域で初めて実施。

これまでも九州佐賀国際空港、中部国際空港で自動運転トーイングトラクターの実用化に向けた実証実験や試験運用を重ねてきたが、今回はこれらの成果を踏まえ、多くの航空機や複数種の空港支援車両が混在する国内最大の羽田空港でも、トーイングトラクターが安全を保ちながら円滑に自動走行することを検証した。

(出所:全日本空輸)