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日野自、ディーゼル排気浄化システムで触媒学会賞

2021年3月17日 (水)

認証・表彰日野自動車は16日、軽油を用いてNOx(窒素酸化物)を減らすとともに、フィルターによってPM(粒子状汚染物質=すす)を捕集することでNOxとPMを同時に低減するディーゼル排気浄化システムで、触媒学会賞(技術部門)を受賞したと発表した。

このシステムはキャタラー(静岡県掛川市)との共同開発によって実現したもので、ディーゼル排出ガスの低減によって大気環境が改善されたこと、長年の研究開発を通じて技術発展への貢献したこと——が評価された。現在は「日野レンジャー」「日野デュトロ」に搭載されている。

この技術を活用した「DPR-II」は尿素水を使用せず、補給の手間がかからないことから、尿素水タンクが不要で架装への制約が少ない利点を持つ。

(出所:日野自動車)