日野自動車、被災地にトラック50台を無償貸与

話題日野自動車は15日、東日本大震災で被災した自治体に小型トラック「日野デュトロハイブリッド」50台を、無償貸与すると発表した。車両、登録にかかる費用、使用中のメンテナンス費用すべて日野が負担し、貸与先では運行に必要な燃料費のみを負担する。

貸与対象は、岩手県、宮城県、福島県の被災自治体で、使用する自治体は各県が判断する。期間は1年間。今回提供する日野デュトロハイブリッドは、これまでのディーゼル車と比べ約50％の燃費向上を実現しており、日野自動車では「被災地の復旧・復興作業のなかで、燃料コストの低減といった面でも役に立てる」としている。