ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

神戸港の輸出、原動機・建機・プラスチック増加

2021年3月18日 (木)

調査・データ神戸税関の貿易概況速報によると、神戸港の2月の貿易額は、輸出が4232億円(前年同月比0.4%増)で3か月連続のプラス、輸入も2460億円(25.8%増)で13か月ぶりのプラスとなった。

輸出は主に原動機(35.1%増)、建設用・鉱山用機械(20.7%増)、プラスチック(14.3%増)が増加。無機化合物(27%減)や織物用糸・繊維製品(14.7%減)などのマイナス分を吸収した。ASEAN向けが17か月ぶりに増加し、輸出全体の増加に寄与した。

輸入は主に、付属品を含む衣類(86.2%増)、加熱用・冷却用機器(2.9倍)、事務用機器(3.4倍)が増加。昨年2月に新型コロナウイルスの影響で物流が停滞していた中国からの反動増(2.4倍)と、EUからの医薬品(14%増)や重電機器(12%増)などが13か月ぶりのプラスに寄与した。