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関西空港の輸出額、2か月ぶりにプラス転換

2021年4月19日 (月)

調査・データ大阪税関関西空港税関支署が19日に発表した関西空港の3月分貿易速報によると、輸出総額は4741億円(前年同月比10.9%増)と2か月ぶりにプラスに転じた。科学光学機器や重電機器が増加した。輸入総額は3644億円で12.5%増と3か月連続で増加。医薬品や部品を含む音響・映像機器が増えた。

対米貿易は輸出が半導体製造装置、ポンプ、遠心分離機の伸びに支えられて3か月ぶりに増加。輸入も医薬品、半導体などの電子部品の増加で5か月ぶりにプラスとなった。対中国貿易は、輸出が科学光学機器、プラスチックの増加で6か月連続のプラス、輸入は通信機、織物用糸、繊維製品の減少で3か月ぶりのマイナスを記録した。