三菱地所物流リート、千葉の信託受益権取得を完了

産業・一般三菱地所物流リート投資法人は19日、MJインダストリアルパーク千葉北（底地、千葉市稲毛区）の不動産信託受益権の取得を完了したと発表した。取得先は自動車用部品メーカーの鬼怒川ゴム工業（千葉市稲毛区）で、敷地面積は1万4987平方メートル。昨年12月時点の鑑定評価額は19億5000万円で、取得価格は18億円、信託期間満了日は2031年3月末日としている。2月に取得を発表していた。

同投資法人によれば「売主のセール＆リースバックの需要を捉えた取得」で、鬼怒川ゴム工業は建物所有者兼テナントとなる。MJインダストリアルパーク千葉北は、千葉北インターチェンジや国道16号線などの主要道路から近く、背後に住宅地を抱えることから労働力確保の観点からも競争力が高いという。