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マルハニチロ、名古屋に3.6万トン収容の新拠点開業

2021年3月30日 (火)

(出所:マルハニチロ物流)

フードマルハニチロ物流は30日、名古屋市港区に設備能力3万6967トンの冷凍物流拠点「名古屋センター」を4月に開業すると発表した。

伊勢湾岸自動車道名港中央インターチェンジから1キロの好立地を生かし、輸配送事業に注力することで、保管事業だけでなく「中京エリアの輸配送拠点としての役割も果たす」(マルハニチロ物流)としている。加工食品などの高回転貨物に対応した機能も備える。

建物にはPC免震構造を採用するほか、1万5000枚のパレットを収納できる最新型の自動倉庫を設置。パレット落下防止用のストッパーを設け、タブレット端末を用いた入出荷システムやトラック呼出システムも導入する。

環境面では、冷却設備の冷媒に自然冷媒(アンモニア・CO2)を使用することで、かねてから進めていた脱フロンへの取り組みを継続するとともに、外防熱工法や全館LED照明を採用した。

■名古屋物流センターの概要
所在地:名古屋市港区空見町1-42
敷地面積:1万9931.48平方メートル
建築面積:7928.99平方メートル
設備能力:3万6967トン
事業内容:冷凍食品を中心に農畜産品などの保管業務、運送取扱事業、通関事業、流通加工事業