マルハニチロ物流城南島拠点で火災、3人死亡

事件・事故2月12日13時30分頃、東京都大田区城南島のマルハニチロ物流城南島物流センターで火災が発生し、同日22時までに作業員3人の死亡が確認された。

マルハニチロの発表によると、12日13時30分頃に同社の物流子会社マルハニチロ物流が運営する城南島物流センターで火災が発生した。これまでのところ、原因や被害の詳細な状況はわかっておらず、12日16時30分時点でも鎮火に向けた消防による消火活動が続いている。

（出所：マルハニチロ物流）

現地はチルドから「セミ超低温」と呼ばれる氷点下40度未満の冷凍庫を備える多温度帯物流施設。密閉タイプのドックシェルターと荷捌場低温化機能を備え、冷凍海老の検品などに利用する小型解凍機を保有している。

■マルハニチロ物流城南島物流センターの概要
所在地：東京都大田区城南島6-1-4
最寄り駅：東京モノレール「流通センター駅」から車15分

■収容能力
F級：2万5112トン
C級：2472トン
荷捌場低温化：10度設定
ドックシェルター：12基
コンテナコンセント：4基（200V2基、400V4基）
許認可：保税蔵置場、動物検疫、倉荷証券発行許可倉庫、第一種利用運送事業、HACCP（対米輸出水産食品取り扱い認定施設関連施設）