日通がオランダ南東部に新拠点、総面積20万m2に

拠点・施設日本通運は2日、オランダ日通がオランダ南東部のヘルダーラント州ネイメーヘンに新たな物流拠点「ネイメーヘンロジスティクスセンター」を開設した、と発表した。

オランダは仏・独・英といった欧州最大消費地の中心に位置し、航空・海上のゲートウェイ、域内輸送網が発達している上、非居住者通関制度や優遇税制も充実していることから、多くの荷主企業が物流拠点に選んでいることで知られる。なかでも南部はドイツ最大のマーケットに近く、より物流拠点に適した立地。

新センターは、小型建設機械を開発・製造する竹内製作所の欧州パーツセンターとして、入出庫、保管、欧州域内配送といった荷主ニーズに対応。これにより、オランダ日通の国内倉庫面積は20万平方メートルを超えることになる。

建物は鉄筋コンクリート造、平屋建てで延床面積は8747平方メートル。このうち倉庫が8444平方メートル、事務所が303平方メートルとなっている。