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郵船ロジ、ホーチミン近郊に1万m2の新倉庫

2021年4月7日 (水)

拠点・施設郵船ロジスティクスは7日、ベトナム法人の郵船ロジスティクスベトナムがホーチミン近郊に1万平方メートルの自社倉庫を新設した、と発表した。

ベトナム法人はハノイ、ハイフォン、ダナン、ホーチミンなどベトナム主要エリアに自社倉庫を展開しているが、南ベトナムに2か所目となる自社倉庫を新設したことで、今後は個人消費の増加に伴い拡大するDC需要やサプライチェーンニーズに対応する。

倉庫面積は1万平方メートルで、高層大型ラックやLED照明システムを設置、セキュリティを高める設備も取り入れた。ホーチミン市中心部、タンソンニャット国際空港、カットライ港、建設中のロンタイン国際空港に接続しやすい立地で、同社は「成長著しいベトナム南部地域のメイン物流ハブとして機能する」と説明。

今後は荷主ニーズに合わせて保管、梱包、ラベル貼付、組み立てといった流通加工、ベトナム各地への配送手配などのサービスを提供する。

開所式で、ベトナム法人の中尾英道社長は「この新倉庫でベトナムの顧客の成長をサポートする。また海上、航空、陸上の各輸送サービスと連携し、さまざまな付加価値サービスを提供することで、ベトナムで急拡大するサプライチェーンのニーズにも対応する。戦略的な立地を生かし、今後も顧客の物流需要に対応する」と述べた。