ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

中国非製造業PMI低下、建設不振が物流需要を圧迫

2026年2月2日 (月)

国際中国の非製造業景況感が年初から減速した。国家統計局サービス業調査センターと中国物流購買連合会が1月31日に発表した1月の非製造業ビジネス活動指数(PMIに相当)は49.4となり、前月から0.8ポイント低下した。景気の分かれ目とされる50を下回り、非製造業全体で需給の鈍化が示唆された。

業種別では、建設業が48.8と4ポイント低下し、低温気候や祝日要因による稼働減が響いた。一方、サービス業は49.5と小幅な低下にとどまり、相対的な底堅さを維持した。金融分野は指数が65を超え、3カ月連続で改善するなど、実体経済を支える資金供給の強さが目立つ。鉄道輸送も53以上を維持し、物流インフラ関連の活動は一定の安定感を示した。

新規受注指数は46.1と1.2ポイント下落し、とくに建設業は40.1まで急低下した。サービス業も47.1と弱含み、需要回復の力強さには欠ける状況だ。投入コストを示す指数は50とほぼ横ばいだが、建設業では上昇が続き、コスト負担の重さがうかがえる。販売価格指数は48.8と持ち直したものの、依然として価格転嫁力は限定的だ。

雇用環境も改善には至らず、就業者指数は46.1で前月並み。受注残や在庫指数も低水準にとどまり、企業活動の慎重姿勢が続く構図となった。ただし、業況見通し指数は56と高水準を維持しており、春節需要を起点としたサービス消費の回復への期待は根強い。

物流関連では鉄道輸送の堅調さが下支え要因となる一方、建設低迷による資材輸送需要の弱含みが全体指数を押し下げた形だ。非製造業の回復ペースは依然として不均衡で、内需の持続的な持ち直しが今後の焦点となる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。