荷主住宅設備機器メーカーのタカラスタンダードはこのほど、同社の福岡物流センターに無人フォークリフトを導入した。出庫作業における省人化などが狙いで、投資額は4500万円。
導入後は、夕方以降の場内搬送や荷揃え作業を夜間に無人で実施することにより、リフト運転手2名分と補助者1名分の作業時間を各2時間短縮したという。今後は他の物流センターにも導入し、作業時間の短縮につなげたい考え。
同社はこのほか、すでに同センターで稼動している棚式の自動倉庫を、滋賀物流センターにも導入。仮置き可能量が従来の倍になったことで上階の作業者の待ち時間が大幅に減り、4名分の作業削減が実現したと伝えている。