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マースク、欧亜間のシー&レール輸送増便

2021年4月13日 (火)

国際海運大手のAPモラー・マースクは12日、アジアと欧州を結ぶ海上・鉄道複合一貫輸送サービス「AE19」の拡充を発表した。需要の高まりを受けたもので、東行きの便は隔週から毎週に、西行きの便は週3便から週4便に増便する。そのほか、極東ロシアのボストチヌイ港と釜山港に追加のコンテナ船を配備する。

マースクによれば、AE19がヨーロッパ・アジア間の輸送に費やす日数は25日から30日程度。ロシア国内においては、バルト海から太平洋岸までをロシア鉄道により12日間で横断する。同社は増便の発表に際し、改めて「陸・海運の中でも最高のサービスの1つで、スエズ運河経由ルートよりも早い」とアピールしている。

マースク、アジア→欧州間の海鉄複合輸送を恒久化