国際世界的な海運大手のMSCは12日、アジアと欧州を結ぶ新たな海上・鉄道複合輸送サービスを開始したと発表した。日本・中国・韓国などからの貨物を、欧州各地へインターモーダル輸送するサービスは、すでにAPモラー・マースクなどが提供している。
ロシアでの陸上輸送については、APモラー・マースクがすでに実施している「AE19」と同様に、鉄道で極東のボストチヌイなどから西部のサンクトペテルブルクまでを結ぶ。サンクトペテルブルクからはフィーダー船により、ベルギーのアントワープ、ドイツのブレーマーハーフェン、オランダのロッテルダム、フランスのルアーブルなど、同社の主要ハブに海上輸送する。