日野自と関西電力、商用EV導入促進で新会社設立へ

M&A日野自動車と関西電力は22日、電動トラックなどの商用EVの導入促進のための新会社「CUBE-LINX」（キューブリンクス）の設立に向けた合弁契約締結を発表した。5月初旬に設立し、来年の年初の営業開始を目指す。

新会社は、EVの導入や使用促進における課題となっている車両の契約や充電設備の設置、電力使用契約などを支援するとともに、日々の運用においては運行管理や充電管理システムなどさまざまなソリューションを提供し、物流業界などにおけるEVの普及促進をめざす。サービスはパッケージ化し、月額制で提供する。

資本金は5億円で日野自動車が66.7％、関西電力が33.3％を出資。オフィスは東京都新宿区に置き、代表は日野自動車の桐明幹氏が務める。将来的には自動運転車の運行マネジメントなどを含む、あらゆる商用車を対象とするプラットフォームの構築を目指す考え。