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飲料・酒の物流で改善ガイドライン策定、5省庁

2021年4月30日 (金)

フード国土交通省などの5省庁はこのほど、飲料や酒、加工食品などの物流領域において、取引環境や長時間労働を改善するためのガイドラインを公表した。昨年5月に公表した、加工食品や建設資材、紙・パルプの物流に関するガイドラインに続くもので、「加工食品物流編」のガイドラインを「加工食品、飲料・酒物流編」に改訂した。

5省庁は、物流施設での荷待ち時間の長さなどの問題を抱える飲料・酒などの物流について、昨年9月に運送事業者や荷主などの関係者による「飲料・酒合同会議」を設置して改善に向けた検討を開始。実証実験などをもとに、サプライチェーン全体の見直しについて議論していた。

ガイドラインは70ページ近くに及び、冒頭では「受発注条件の見直し」など5項目について現状や課題を概説。あわせて現状のボトルネックの把握方法や、「リードタイムの延長」「先着順から予約制への変更」「バラ積み貨物のパレット化」など20項目近い解決法策を示している。

(出所:国土交通省)

国交省、24日に飲料・酒の物流ガイドライン案