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厚労省、物流版アイデアソン開催に向けテーマ募集

2021年5月6日 (木)

(出所:厚生労働省)

公募・入札厚生労働省は6日、トラック運転手の長時間労働改善に向けた意見交換を行うためのテーマの募集を開始した。7月から9月にかけてオンラインによる「アイデアソン」を開催することを受けたもので「積卸の際の車両集中による待ち時間を減らしたい」など、運転手の長時間労働改善に結びつくが、自らの力だけでは解決できない課題に関するテーマを募集する。

アイデアソンとは「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、課題の解決などに向けて参加者が意見交換し、新たなアイデアを生み出すために実施するイベント。今回のアイデアソンでは、トラック運送事業者や荷主企業に勤務する人から募集したテーマを3つ採用し、テーマごとに各1回ずつ意見交換会を開催する。

応募は31日まで、特設のポータルサイトで受け付ける。テーマを採用された人は意見交換会に出席し、課題となるテーマについて説明する。アイデアソンの終了後は、成果の検証を目的とする実証実験の実施なども検討する。

厚労省はこれまでにも、運送事業者と荷主企業の協力による取組例の紹介や、荷主企業同士の連携に向けた取り組みを実施してきたが、今回のアイデアソンでは直接の関係者のアイデアにとどまらず、国民を巻き込んで解決のアプローチを探り、成果を広く発信したいとしている。

■ポータルサイト
https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/