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経産省、地域経済分析システムでアイデアソン開催

2014年9月8日 (月)

行政・団体経済産業省は8日、企業間取引データや人の移動情報など地域経済に関連するビッグデータを収集し、分かりやすく「見える化」する「地域経済分析システム」の開発に向け、「アイデアソン」を開催する。

アイデアソンは「アイデア」と「マラソン」を掛け合わせた造語で、8日には実際のユーザーとなる地方自治体の若手職員を集め、機能や使い方について、複数のチームに分かれて自由にアイデアを出し合い、今後のシステム開発に活かす。

地域経済分析システムの新機能やシステムの使い勝手など、実際のユーザーとなる地方自治体に加え、関係省庁の職員、民間金融機関、システムエンジニア、大学院生など35歳未満の「若手」の斬新なアイデアを取り入れ、システム開発に反映したい考え。

異なる分野・バックグラウンドからの参加者が6-7人づつ、6つのチームに分かれ、終了時まで互いに身分を明かさない(名刺交換も禁止)ルールの下、自由にアイデアを出し合い、最後にチームごとにプレゼンテーションを行う。

アイデアの斬新性、実現可能性、政策的有効性などを競い合い、優勝チームは、来年の「中小企業白書」に顔写真入りで掲載されるという。

地域経済分析システムは、10月末にプロトタイプ(試行版)を完成させ、来年3月末に完成する計画となっており、来年4月から地方自治体、一般向けにリリースすることになっている。