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LexxPluss、グローバルでのAMR量産に向け前進

2021年5月7日 (金)

荷主物流倉庫・製造工場向けの自動搬送ロボット(AMR)を開発するLexxPluss(レックスプラス、川崎市幸区)は7日、同社がこのほどスタートアップ向けのアクセラレーター(事業加速)プログラム「HAX Tokyo」(ハックス東京)を通過し、「HAX Shenzhen」(ハックス深セン)のプログラムに採択されたと発表した。

レックスプラスは同プログラムを通じて、今冬の一般販売開始を計画するAMRの、グローバル市場での量産化を目指す考え。同社は創業期からグローバルでの事業展開を目標に掲げ、中国や米国などに進出したいとしている。

レックスプラスは昨年に開催されたハックス東京で技術シーズとビジネスニーズのマッチング検証を行うとともに、プログラムの主催元のSOSVインベストメンツと住友商事から、シードラウンドの資金調達を実施。3か月にわたるプログラムの結果、審査を通過した。

ハックス深センではインダストリアルデザイナーなどの専門家と協働。最大8か月間にわたり、AMRの量産に向けた仕様や生産計画の策定、現地工場とのパートナーシップ開拓、知的財産権に関する戦略立案などに取り組む。ハックス深センの後はHAX SanFrancisco(ハックスサンフランシスコ)において、本格的な市場参入に向けた資金調達を実施するとともに、マーケティング支援を受ける予定。