商船三井、ニューヨーク港の低硫黄燃料インセンティブプログラムに参加

ロジスティクス商船三井は19日、ニューヨーク・ニュージャージー港湾局が実施する低硫黄燃料インセンティブプログラムに、邦船社として初めて参加すると発表した。

低硫黄燃料インセンティブプログラムは、ニューヨーク・ニュージャージー港湾局が、クリーンエア戦略の一環として展開しているプログラムで、船社がプログラムに登録した船について、沿岸航行中や着岸中の使用燃料をC重油から低硫黄燃料に切り替えた場合、同港湾局から追加コストの50%が補てんされる制度。

これにより、寄港する同社コンテナ船のうち2隻が両港に寄港する際、C重油の替わりに低硫黄燃料を使用する。

低硫黄燃料はC重油に比べ、硫黄酸化物の排出量が少なく、環境への影響を軽減することができる。