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ニッコンHD、3Qも減収減益、通期は下方修正

2021年2月5日 (金)

財務・人事ニッコンホールディングスが5日に発表した2021年3月期第3四半期(4-12月期)連結業績は、売上高が前年同期比10.8%減の1343億9300万円、営業利益が16.8%減の129億4600万円、四半期最終利益が24.4%減の96億3200万円となった。新型コロナウイルス感染症の影響による貨物取扱量の減少から、引き続き減収減益となったものの、いずれの項目も第2四半期に比べて減少幅が縮小した。

部門別では、運送事業は売上高が12.2%減の620億7500万円、営業利益が18.1%減の32億5100万円。倉庫事業は増収微増益、梱包事業は減収減益だった。

通期業績については足元の環境を勘案し、各項目を下方修正。売上高は前回発表比5.1%減の1850億円、営業利益は3.6%減の190億円、四半期最終利益は3.4%減の140億円としている。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/3Q21/3/中間21/3/1Q20/3/通期
売上高134,393 [-10.8%]85,631 [-15.6%]40,970 [-19.2%]199,512 [0.9%]
営業利益12,946 [-16.8%]7,033 [-35.8%]2,839 [-46.8%]20,890 [4.3%]
最終利益9,632 [-24.4%]5,194 [-43.7%]1,974 [-56.4%]16,721 [13.2%]
売上高営業利益率9.6%8.2%6.9%10.5%