パナソニック、通販拡大で大型郵便物対応ポスト

サービス・商品パナソニックは6月1日、厚さ7センチの大型郵便物や小型荷物を投函できる、投函口7.4センチのポスト「Pakemo」（パケモ）と、専用エントランスポール「Archi Frame」（アーキフレーム）Jタイプを発売する。

長期化する新型コロナウイルスの影響でECやフリマアプリなどの利用者が増えるなか、大型郵便物や小型荷物が増えつつあるが、投函口の小ささが原因でインターホンで呼び出して対面で受け渡しをしたり、留守の場合は再配達になるなど、受け手や配送者の負担となるケースが発生している。

パナソニックが発売するパケモとアーキフレームJタイプは、フリマアプリなどで利用が多く厚みが7センチの「ゆうパケットプラス」や3センチの「ゆうパケットポスト」などの大型郵便物などを投函できる、投函口が7.4センチのポストで、盗難に配慮した独自の投函口設計を採り入れたことで、入れやすく、抜き取りにくい構造とした。

カラーは建築素材に由来する鋳鉄ブラック色・ステンシルバー色・漆喰ホワイト色・エイジングブラウン色の4色で、パナソニックの宅配ボックスと同じカラー展開。壁掛けのほかに、別売りの表札やドアホンと組み合わせてポールに取り付けられるようにした。

希望小売価格はパケモが消費税込みで7万9310円、パケモ専用エントランスポールのアーキフレームJタイプが6万8970円（LEDユニットなし）と8万740円（LEDユニットあり）の2種類ある。