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日本ロジテム、20年度はセンター事業赤字で減益

2021年5月14日 (金)

財務・人事日本ロジテムが14日に発表した2021年3月期の通期連結決算は、売上高が539億6300万円(前年度比2.3%増)、営業利益が8億4500万円(24.1%減)、最終利益が4億5300万円(25.9%減)となった。主力の貨物自動車運送事業が増収増益となったものの、センター事業で損失を計上したことが響いた。

売上高の4割超を占める貨物自動車運送事業は、売上高が234億7200万円(2.9%増)、営業利益が17億9500万円(20.3%増)。通販関連や食品の輸送量が増加したことに加えて、適正な料金収受に取り組んだことから増収増益となった。

一方、センター事業は売上高が122億5200万円(0.7%増)で、営業赤字4400万円を計上(前年度は4億2300万円の黒字)。食品などの入出荷業務が好調に推移し増収となったものの、流通加工業務の減少などで大幅に利益を減らした。アセット事業も増収減益となった。

今期は売上高560億円(3.8%増)、営業利益8億5000万円(0.5%増)、最終利益4億8000万円(5.7%増)を見込む。