サービス・商品関通は28日、自社開発する倉庫管理システム(WMS)の「クラウドトーマス」と業務効率化システム「チェックリストシステムアニー」が、2021年度の「IT導入補助金」の対象ツールとして認定されたと発表した。
同補助金は、中小企業などがITツールを導入する際の経費の一部を経済産業省が補助するもの。関通は物流関係企業に対して、補助金を活用してこれらのツールを新たに導入し、業務改善につなげることを呼び掛けている。
補助金の対象となるのは、新たに「クラウドトーマス」または「チェックリストシステムアニー」の導入を検討する中小企業と小規模事業者で、導入済みの企業や、交付申請前に導入した企業は対象外。補助金額はクラウドトーマスの場合、導入費用や1年間の利用費などの総額の半額または最大150万円、チェックリストシステムアニーの場合は半額または最大45万円までとする。
なお、補助金申請の1次公募はすでに終了しており、2次公募の締切日は7月30日、3次公募の締切日は9月中を予定している。