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仏ロボピッキング「スカイポッド」を国内販売

2021年5月28日 (金)

▲高密度に積み上げられたラック(出所:フィブスイントラロジスティクス)

サービス・商品フィブスイントラロジスティクス(神戸市中央区)は28日、仏エグゾテックソリューションが製造するロボット型ピッキングシステム「Skypod」(スカイポッド)の代理販売権を取得し、国内向け販売を開始すると発表した。

スカイポッドは、倉庫内を縦横無尽に移動するロボットがラックから必要なアイテムを作業者のもとへ運ぶ「Goods to Person」方式を採用したピッキングシステムで、作業者が取りに行く手間を省いて作業効率を高めることにより、物量の増加や人員不足に対応する。

ラックは高さ12メートルまで設定可能で、通常の棚に比べ5倍の高密度で商品を保管。ピッキング速度は毎時最大500ビン(1ステーションあたり)で、在庫状況やロボットの管理を行うソフトウェア「Aster」(アスター)により、ロボット、作業者、ビン(商品を入れたケース)を同期する。ロボットは自ら急速充電用ブースターへ向かい、バッテリーを充電する。

ラック、ロボット、ピッキングステーションを追加することで、柔軟に設備を拡張することができる点も特徴となっている。