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ソフトバンク、オートストア製品を全世界で販売

2021年6月1日 (火)

サービス・商品ソフトバンクロボティクス(東京都港区)は6月1日、自動倉庫システムなどを手掛けるノルウェーのロボティクス企業のオートストアと、グローバルディストリビューター契約を締結したことを発表した。オートストアの製品を全世界で販売する役割を担う。

ソフトバンクグループ(SBG)は4月に、オートストアの株式の40%を28億米ドル(3064億円)で取得すると発表。オートストアは自動倉庫事業などのさらなるグローバル展開を図る考えを示し、SBGの孫正義会長兼CEOは協働による事業拡大に意欲を示していた。

オートストアの自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」は独自の「自動化立体型格納技術」により、倉庫面積を従来と比較して75%近く削減。ほぼすべての倉庫面積を、コンテナ保管スペースとして活用することができる。

ソフトバンクロボティクスは今回の発表に際し「日本のみならず、世界の物流課題に応えることができるようになる。ロボットや自動化技術を組み合わせてソリューションを提案する私たちにとって、『オートストア』はその核となる」とコメント。オートストアは「ソフトバンクロボティクスが、私たちのミッションに強力に貢献してくれると確信している」と伝えている。

オートストア、ソフトバンクが40%の株式取得