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米アマゾン、求職者の社会復帰支援プログラム開始

2021年6月4日 (金)

国際米国のアマゾンは現地時間の3日、コロナ禍により失業した人や離職した人の復職を支援する「アマゾン・リターンシップ・プログラム」の開始を発表した。1年以上離職している人などを同社が採用するもので、今後の数年間で1000名を雇用する計画。

プログラムの参加者には16週間の研修後、フルタイムのポジションを提供。賃金は連邦政府が定める最低賃金の2倍以上の、時給15米ドル(1653円)から開始する。正社員として採用する際には転居費用もアマゾンが負担し、育児や介護についても配慮するという。

同社は発表に際し「アマゾン・リターンシップ・プログラムは、企業が従来の採用方法では見落としていた人材を見つけるのに役立つ」とコメントし、同プログラムのパートナーを務めるパス・フォワード社は「再就職を支援する適切な道筋を作ることは、莫大な経済的可能性を引き出す」と述べている。