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印フードデリのゾマト、30年までに配送EV化へ

2021年6月7日 (月)

フードインドでフードデリバリー事業を展開するスタートアップ企業のZomato(ゾマト)は、2030年までにデリバリーサービスの100%を電気自動車(EV)や電気バイクで提供すると発表した。 気候変動対策のための国際的NPOであるClimate Group(クライメイト・グループ)の電気自動車推進プロジェクトに参加し、取り組みを加速する。

同社は「デリーやバンガロール、ムンバイなどでEVを使用している配送パートナーはごく一部で、100%を達成することは容易ではないが、長期的には不可欠」とコメント。現時点ではバッテリーの性能、充電設備の不足、初期費用の増加など、さまざまな障壁が存在するとの見方を示す一方で、「この分野の急速な技術革新と政府による積極的な後押しにより、EVへの移行は加速する」と述べている。

同社は08年に設立した、グルメサイト運営やフードデリバリー事業を営むユニコーン企業。20年には米国ウーバーから、インドでのフードデリバリー事業を買収している。